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"ソン・ガンホ"という俳優

☆ソン・ガンホという男



熱い演技を熱く表現する俳優は多い. しかし溶炉みたいな感情を冷たく冷やして演技する俳優は多くない.

ソン・ガンホ(42)が国際舞台に出しても劣らない大韓民国ナンバーワン俳優に通じる正しくこのようなソン・ガンホばかりのアウラ
(aura)があるからだ.

'殺人の思い出'で容疑者朴津波をフムシン叩いてファン後胸ぐらを取って吐き出した "ご飯は食べて通うのか"はせりふはこんな冷ややかな演技の決定版だった. 同情と皮肉が配合されたこの妙なニュアンスのせりふは一気に全国民の流行語になった. ギャグプロにまでパロディーになってこの映画が見られなかった小学生たちまでともすれば "ご飯は食べて通うのか"と言った.

'化け物'の口で死んだ娘ともつれていた男の子を引き出した後 "お前誰か? 私たちの民で分かる?"と問う場面もソン・ガンホではなかったら感じが全然違ったはずだ.

忠武路でしばらく話題になった '優雅な世界'のエンディングはどうだったか? カナダで幸せに暮す妻と子たちの姿をビデオで見てから訳もなくしゃくがつき上がってラーメン器を投げつけた後雑巾で無意識的に拭き上げるソン・ガンホはこの時代寂しい仮装(家長)の後姿を見せてくれた寓話だった.

◆ニックネームは第2のエーディー(AD)

忠武路新人監督たちが仕事して見たい俳優 1位, 大韓民国で一番多いシナリオをもらう俳優, そして一番高い俳優…. 皆ソン・ガンホだ.

ここに一つをもっと追加したら多分 '編集室入り口を一番よく出入りする俳優'になるようだ. 普通クランク業すれば俳優と監督はフシ録音の時を除いて会う事がない. 100日以上うんざりするように見て何ヶ月間 '別離'した後技術時事や言論時事の時再会するのが忠武路の慣習だ.

しかしソン・ガンホは自分が出演したすべての映画の後半作業に参加(正確に言えば観察)する俳優で有名だ. こんなソン・ガンホの足品が作品に対する知りたい事と純粋な愛情のためだということを分かる前まで多くの人々は彼を誤解した. '何をおせっかいをしようと俳優が編集室まで来るのか'は不便な視線だった. しかし自分の検閲に充実なこの老練な俳優は最後まで '宋監督'と呼ばれる右を犯さない.

遅い夜スタッフたちの夜食を取りそらえてくれてこの場面, あの場面が付いて落ちる度に "キャ~ 良い" "一味違うのに"と言いながら徹底的に観客の立場で一歩退くことができるからだ. 自分の入知恵一言二言がともすれば俳優の越権行為で映られることができるのをソン・ガンホはよく分かってこれを恐れるのだ. 新人監督との作業を楽しむソン・ガンホだが彼は彼らを終りまで "監督様"と呼んで丁寧に対する. 相手を尊重して高めてくれるほど自分も尊重受けるということをよく分かるからだ.

'みどり魚' '豚が井におぼれた日'の端役を転転したソン・ガンホのエッジ(edge)が発揮された初映画は 'ナンバー3'(1997)だった. ちんぴらたちの前で興奮すればどもる仏事派親分粗筆役は彼の人生を根こそぎ変えてくれた. "ノノ君たち, ツェツェ崔ヨン将軍分かる?"で始めるこの有名なせりふは最近チョン・ジュン下衣マネージャーなど多いコメディアン志望生たちが真似る必須語録になった.

◆アルマーニの思い出

こんな粗筆のコミックなキャラクターを作ってくれた人は外でない 'ナンバー3'のソングヌングした監督だった. お酒を飲めば特にどもるソン・ガンホを注意深く観察した監督がソン・ガンホに "お酒を飲んだように演技しなさい"と霊感を吹き入れてくれたのだ. この作品で注目されたソン・ガンホは翌年 '静かな家族'(98) 'シュリ'(99)を経って初主演作 '反則王'(00)を取って主演時代に迎えた.

'静かな家族'を取る時駆ったティコが広やかな乗合車に変わったこともイマムの時だったし, 生まれて初めてアルマーニ洋服を新調したことも 'シュリ'で大宗賞授賞式に行く時だった. 思い切ってカードを引いて新調したという名品洋服に対する愛情も格別だった. 一度は食堂で後輩が椅子に仕えておいたアルマーニ洋服によって座ろう "よ, これがいくらものなのに. しわくちゃになる"と咎めたというエピソードもある.

高額出演料をもらう学ぶが撮影の中で賭サッカーをする時は "そのようにチォンチォンすることができなかった"はチョン・ウソン・イ・ビョンホンの暴露(?)もあった. しかしお金にこだわる俳優ではないようだ. 2008年初所属社を移す時 10億ウォン+@膳所の中まで受けたが彼は予想を壊して新生企画社マネジメントくるみを選んだ. 契約金も一銭受けなかった.

'大統領の理髪師' 時から親しく過ごしたムン・ソリの前マネージャー里程は代表に対する信頼のためだった. 演技でも実際生でもソン・ガンホの人生鉄則 1条1項は '無条件楽なことが最高'だ.

★ソン・ガンホプロフィール

-生年月日 1967年 1月 17日生まれ
-出生地慶尚南道金海
-背・体重 180cm 80kg
-家族妻と 1男1女
-学校金海でー釜山慶尚大放送芸能科
-経歴極端 'チァイム' '夜明け' '煙雨舞台' 単元
-デビュー演劇 '同乗'(1991)

-主要受賞経歴
第35回大宗賞新人男優上(97)
ヤングピョングサング男演技賞(98)
フランスドビルアジア映画祭主演男優賞(01)
第38回大宗賞主演男優賞(01)
第2回大韓民国映画大賞主演男優賞(03)
第38回納税者の日大統領表彰(04)
第28回青竜映画祭主演男優賞(07)
黄金撮影賞延期対象(07)
第19回パムスプリングス国際映画祭主演男優賞(08)

-出演作
豚が井におぼれた日(96)
みどり魚(97)
ナンバー3(97)
静かな家族(98)
シュリ(99)
反則王(00)
共同警備区域JSA(00)
復讐は私の物(02)
YMCA野球団(02)
サルインウィツオック(03)
大統領の理髪師(04)
南極日記(05)
親切な金字さん(05・友情出演)
化け物(06) 優雅な世界(07)
密陽(07)
ノムノムノム(08)
コウモリ(09)
義兄弟(10)
JES|金犯席記者|2009.03.27 09:39
by kazem2 | 2009-03-27 12:09