ソウルは「22日は車のない日」
2008年 09月 22日
ソウル市は17日、「車のない日」と指定した22日に、世宗路から興仁之門までの鍾路の通り2.8キロメートルと清渓広場から清渓川3街までの清渓川路1.3キロメートルで乗用車の通行を全面禁止すると明らかにした。当日は鍾路に臨時中央バス専用車線が設けられ、路線バスは通常通り運行されるが、清渓川路はすべての車両が通行止めとなる。
ソウル市は「車のない日」に対する市民の関心と参加を誘導するため、22日の始発から午前9時(乗車時基準)まで、地下鉄1~8号線や国鉄、仁川地下鉄など首都圏の電車とバスの無料運行を実施する。ラッシュアワーの混雑緩和に向け、バス154台と地下鉄14本が追加で運行される予定だ。
また、市と傘下機関、各自治区の駐車場は閉鎖し、政府の各官庁や公共機関、企業などにも駐車場の閉鎖を要請することにした。このほか、規制区間の一部に人工芝を敷き環境写真展や公演などの多彩な文化イベントを開くなど、市民が車のない道路を直接体験し楽しめるようにする方針だ。