映画の想像力と常識・・・絶妙な交わり
2008年 06月 10日
カンヌ映画祭に行って来たから, やっぱり周辺で一番たくさん気になることは ‘ノムノムノム’です. 7月国内封切りに先立ってカンヌで顔見せをしたキム・ジウン監督の新しい映画 ‘良いやつ, 悪いちょっと, 変なやつ’ ですね. この映画のコンセプトも常識的に話にならない話です. 韓国映画に西部劇だって, 芥子菜書いてバイク乗る程異質的な組合ですね. ところで日帝時代満洲という背景を敷けば映画的想像力で消化することができる話で聞こえます.
この映画の新しい想像力が観客たちの常識にどんなに受け入れられるか非常に知りたいです. 観客たちの拍手が湧き起こって出たカンヌ映画祭現場で私もハムに映画を見ることはするが, 製作陣によれば国内版の編集と結末は海外版と変わると言います.
想像力は新しい常識になったりします. SF映画の想像力が科学技術に負って現実に登場するのがそんな例です. そうだと ‘カンフーパンダ’のように地球上のパンダたちが言葉をしゃべる武技高水路変身するとか, ボム・デュランが実は白人男ではなく女あるいは黒人という暴露(!)の出る事は起らないでしょう. ただ ‘ノムノムノム’の想像力が今夏韓国映画市場に活力を吹き入れるだろうと言う期待だけは現実になったらと思います.
[hoonam@joongang.co.kr]