ホン・ジュノ監督作品 映画「母なる証明」
2009年 11月 08日
ホン・ジュノ監督の「母なる証明(マザー)」を観てきた
この作品のレビューや評論、ネタばれも犯人も韓国メディアからの情報を
全て読んだと言っても過言ではないくらい知りつくしているつもりでした
インタビュー記事などから私が持ったイメージと どう違うのかを確かめる気持ちで観に行きました
想像以上でとってもよかった。
100点満点のサスペンスでした
ネタばれは百も承知だったのに さすが韓国メディアは肝心なところはネタばれをしていなかった
最初のシーンと最後のシーンで流れる音楽がとてもよくて
特に最後のシーンの中で音消しをした部分と
夕日に浮かぶシルエットを見たとたん 監督に対して愛情を感じてしまった
流石にいい仕事していますね^^
映画「怪物」のときは最後のシーンでがっかりしたのですが今回は涙が出るくらいに感動しました
母と息子、息子の友達とのセクシャルな部分も各メディアは取り上げていましたが
私は気にならなかった
そのような考えで観ようとは思わなかった
それにしても音楽がよかった
曽爾高原のようなところ(母親が一人でたたずむシーン)で流れるたて笛は
日本の黒沢映画で聴いたような音でした
クレジットで流れたトランぺットの音が昔の映画で聴いたような懐かしい音でした