ANEMA E CORE


by kazem2
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Dear.Mr.Kim jeewoon Director

「ノムノムノム」を観ました
とっても面白くて 楽しかった
私が日本から韓国まで映画を観に行こうと思ったのは 
あのメーキングを見たからです
砂嵐の中で 耐えている様子や泥んこになっている俳優や
痛いのや 暑いのや 汚いのが伝わってきて切ない気持ちに
なったからです
今までに 予告編やネットで流れる映像がありましたので
それをつなげていくという感じでしたね(ネタバレあります)
今回の旅を「ノムノムノム」観戦記にしたのは 戦いをみるような
感じだったからです
「韓国バージョン」と「カンヌバージョン」ではそれぞれに
カットシーンがあり 別のもののように感じました
私は「韓国バージョン」が面白いと思いました
「カンヌバージョン」はあっさりとしていたように思います





一番最初に線路と汽車と青い空のすっきりとしたコントラストが
シンプルで美しいと思いました
そして  汽車の中の あのぐちゃぐちゃで いろんな色があり
雑然としたところがこれから始まる満州を表していましたね
あの市場の中に監督も出演しているのではないかと 目を凝らしてみました(笑)

私が一番感動したのは テグを追ってあの原野を馬で
追いかけるシーンです
誰が敵で味方か 気を許したら自分が砂漠の屍となる
前も後ろも横も どこから弾が飛んでくるか解からない
それでも前だけを向いて 銃を打ちながら走る 走る 走る
緊張した面持ちのチャンイの顔がそれを表していましたね
私たちもボヤボヤ見ていたら 馬が車が人が飛んできそうで
そして あの心拍数を速めるリズムが 思わず手に汗握り 
歯を食い縛りながら見ました
興奮しましたね(笑)
若い人たちには一人ずつ消していくサバイバルゲームのようで
楽しめたのではないでしょうか

監督は少年の心を持ったままで大人になったのですね^^
まだ 恥ずかしがり屋の男の子っていう感じがしました

チャンイを悪者にしていますが 一家を束ねる親分なら当然のことをしているだけだと思いました
自分の考えに合わない奴は出て行ってもらうか 消してしまう
いろんな恐怖に立ち向かう姿を見せないといけないし そこで一番
インパクトがあるのは殺人と血だと思います
何故 チャンイがあんなに脅えていたのか 過去に何かがあって
そのトラウマがそうさせているのかと思いましたが
チャンイは大人になりきれていないんだと思いました
あの頃の悪の親分には お金と力と女ではないかと思うのです
赤い毛布で脅えるチャンイ 神経質なヒステリックチャンイよりも
あのベッドで裸の女三人ぐらいをはべらして眠るチャンイは 
監督の中にはありませんでしたか(笑)
裸の女は監督の中では 美しくはないですか?
それとも 手に届かないものですか?
やはりあのシーンも 監督のセンスのなせる業ですね
今回はチャンイは勿論ですが テグの寝顔もチンギスハーンのように美しいし 桃源も美しかった

私のベストチャンイショットは 汽車の最後のシーンで
逃げるテグとテグを追う桃源を「逃がしたか」という顔で
見ているときの表情です
とても色っぽくて 眼差しが深くて潤んでいるようにみえました

OSTの曲が多いと思っていたら 一つのシーンが音楽によって導かれていましたね
曲が変わると次はどんなシーンだろうとワクワクしました
一番面白い曲は 最後にチャンイが登場するシーンで流れる音です
何故 太鼓なんだと思いました
もしかして「黒澤」?
私はチャンイが太鼓で現れるのが可笑しくて何度見ても笑いました
あの広大な原野では チャンイにはシークレットブーツを履かせて
欲しいと思いました(笑)
監督はいろんなところで遊んでいましたね
テグと桃源が銃撃戦のなかで一休みしているときにタバコに火をつけていましたね
それからまたチャンイのマグナムが火を噴きましたが テグが持っていたピストルが火を噴いたでしょ?
あれは ピストル型のライターだったんではないですか(笑)
ごちゃごちゃした市場の中で 言葉がわからない表現に あの手塚治虫さんの「アッチョンブリゲ」の言葉とマークを使っていたでしょう(笑)
カメラに血のりがついたのもそのままつかいましたね
臨場感溢れるシーンでした
それと監督は「穴」を掘るのが好きですね!
落とし穴を作って今回もビョンホンを埋めてしまおうとしましたね

この映画で 馬に乗り一番に走りたかったのは監督ではないですか
子どもの時の遊びを170億Wを使って 韓国を代表する俳優達を演出し 苦労を惜しまないスタッフを巻き込んでの「大人の遊び」を
見せてもらったような気がします
あの映画には理屈はいりません
ガキ大将チャンイやテグや桃源と一緒になって遊べばいいと
思いました
そして 人は簡単に死なないもんですね
たくさん人が死ぬ場面がありましたが なかなか即死というのはなかったように思います
そしてあの頃のお宝は 金塊や札束 石油ではなく
宝石でしたね(笑)

本当に面白い映画をありがとうございます
また 何回も見たいと思う映画ですから これからも観客数は増えるでしょうね
理屈なく楽しめる映画でした!
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               チケットです
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         アックジョンCGVにはちらしがありました
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         龍山CGVにあったOST
by kazem2 | 2008-08-10 15:07 | 趣のままに