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by kazem2
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「 共同警備区域 JSA」おもしろ考察

共同警備区域(JSA)はこの世の中に一つしかない奇妙な空間だ.
前後左右 800mに至る狭い空間で両側の警備兵たちが目を向い合いながら代置している. お互いのにおいも嗅ぐことができるし, 服の縫目まで見られる. つばを吐けば当たることもある距離にあるが, ふたつは心理的にこの世の中で一番遠い距離にある人間だ.
一つの血筋, 一先祖, 一地にあるのに一つになれない, その悲劇的運命を JSAの警備兵が象徴している.(追記18:10)
二等兵ヘの手紙





‘共同警備区域 JSA’は南北兵士の銃撃殺人事件の真実を暴いて行くミステリー性格の映画だ. 雨降るまっ暗な夜, 北側警戒所に銃声が鳴る. 散り乱れて乱雑な血の中に二名の北朝鮮警備兵が死亡して現場を脱出した南側兵士は両側の銃撃戦の中に帰還する. この事件を置いて北側は他人の挑発だと宣伝して, 南側は北を戒めた快挙と歓呼する. 果して真実は何だろう.
この映画がおもしろいことは彼らたちの逸脱だ.
霜柱みたいな監視と境界の中に彼らはチョコパイを食べあう, くすくす笑う. スクラムを組むように肩に手を置き写真を撮って, 星が零れ落ちる夜空の下で闘鶏(片足で相手をつつくシーン)をしてまるで町内兄さん弟が会ったように一緒に時間を過ごす. 昼には目をむきながら代置するが, 夜ならこんなに一つになる. 共同警備区域(Joint Security Area)は彼らにはまことに一緒に(Joint) する安全地帯(Secutity Area)であるのだ.
一番尖鋭な対立の中に広げる彼らだけの ‘単独講和’は理念の葛藤をあざ笑う. 特に弾でお手玉(コンギ遊び)をする場面はこの映画の前編を通す象徴的な場面だ. お互いを殺すために持ち歩いていて, 本当にお互いを殺すピストル弾丸は遊びを通じてこれらの, ひいては韓半島の悲劇的運命を戯画化している.
“ゾンゼングナならくそは水になって, くそ水になって, 血ともつれてピトングムルになって, 海で流れこんで血の海になるという期だ. すべて立ち後れてしまうので. ところで光岩茸はどうして這おうぞ早く死んだそうだ?”とオ・ギョンピルが問う.
キム・ガンソックの ‘二等兵の手紙’は大韓民国男なら誰も経験した入隊の日の憂鬱な壇上に描き出した曲だ. 軍隊では軍歌に鍛錬されるが, その中に流れる咲く相変らず若い日を過ごさなければならない息苦しさと物悲しさが滲んでいる. オ・ギョンピルのせりふは現実と理想の乖離をよく見せてくれている. 結局彼らは現実の壁を越すことができずに, 彼らの逸脱は受けることができない.
詩人と同時に小説家であるウ・グァンフンはくそをたれて地雷を踏んだことで友情が芽ぐむとか, チョコパイを通じてベトナム戦を話すなど人々の軽い日常を通じて分断と統一の巨大談論を解く。
おもしろいことは初二つの文章だ. 映画で見える北朝鮮の風景に ‘米は共産主義だ’という文具が出る. そこに詩人は ‘牛肉は資本主義だ’という言葉を重ねて当てた.
詩人は “米国産牛肉収入を取り囲んだ一連の過程たちが国際的, 階級間の利害関係とパワーゲーム, 保革葛藤など資本主義を赤裸裸に現わすようで対比した”と言った. 韓半島で相変らず有效な ‘共産主義’と ‘資本主義’の対立, オ・ギョンピル(ガンホ)とイ・スヒョク(ビョンホン)の友情と兄弟愛が不正される現実を ‘米’と ‘牛肉’でよく表現している.
画家パク・チョル号は非武装地帯にある葦畑にフォーカスを合わせた. 川と山が存在してあらゆる動物たちが行き来するが, 唯一に人だけが入って行くことができない JSA. からっと乾いて今でも火が付くように一状況を葦畑で表現した.
中央の黒い境目は分断状況を強く見せてくれているし, 下に位した地雷はその不安感をもっと増幅させてくれている.
filmtong@msnet.co.kr 2008 06.14.10:18

写真 autotimes.co.kr

これは毎日新聞(imaeil.com)キム・ジュンギ記者の記事です
「映画 詩 絵に会う」という項目で 副題として「彼等だけの隠密な
仲直り・・・しかし それは受け入れられなった逸脱」となっています
私はこの記事を読んで 当たり前のことだったのに 今頃気がついたことがありました
ちょっと新鮮でした
それは 4人が弾遊び(コンギ遊び)をします
おもちゃであったはずの弾が 人の中にくい込んで死亡させてしまう
道具になったことです
この部分が印象に残りました
久しぶりに「二等兵の手紙」を聴きたくなりました
いつもはDaumに保存していたのですが大元を削除されたようで
他から見つけてきて Tag Storyにあげました
by kazem2 | 2008-06-14 12:05 | 趣のままに