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CINE21 "不気味な恋愛"Review

恐怖とロマンスの組み合わせによる相乗効果は、爆発させることができなかった"不気味な恋愛"
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おばけを見る女ヨリ(ソン・イェジン)は孤独だ。 自身についているおばけがヨリと近い人々に一生忘れることのできない恐怖をプレゼントするためだ。 その凄じい体験をした人々はリヨのそばを離れてしまう。 さらに家族もフィンランドに移民に行ってしまった。 友人らとも電話でだけ会う。 そのようなヨリに魔術師マ釣鉤(イ・ミンギ)が手を差し出す。 格別用事ない通りの魔術師であった釣鉤は青白い顔のおばけ同じリヨに偶然に会ってホラー魔術を開発してスター魔術師に成長する。 成功した釣鉤は人々と混ざること恐れるヨリの理由を知ることになりながら彼女を守る男となる。

<不気味な恋愛>は恐怖物とロマンス物が異種交配した結果だ。 それでもジャンルを規定できないことではない。 <不気味な恋愛>はロマンチックコメディだ。 映画の序盤にはおばけを見るリヨの理由を見せて恐怖映画のような雰囲気を演出する。 反面後半部で行けば釣鉤とヨリのロマンスが中心に置かれて甘くて切ない愛に重心を置く。 結論から言ってみれば恐怖とロマンスの組合は半分の成功と失敗だ。 成功の理由はソン・イェジンから探すことができる。 <不気味な恋愛>はイ・ミンギよりはソン・イェジンの魅力にたくさん期待は映画だ。 ソン・イェジンは<作業の定石>(2005)で見せてくれたしらじらしい演技と<妻が結婚した>(2008)のピョンピョンはねる魅力を全部アップグレードした。 特に弱い注射がある女で登場するのに酒に酔ったヨリの微笑みはソン・イェジンだけが可能な煙のように見える。 俳優の魅力は生きているがジャンルが中途半端に混ざりながら半分は失敗した。 序盤おばけが登場するシ-ンは本格恐怖物に比べてその強度が弱くならざるをえないという点を勘案しても特別に見えない。 精魂を込めないで恐怖物の特性だけ単純に借用した感じだ。 斬新な恐怖の装置も探すのに難しい。 また、後半のロマンスはロマンチックコメディでなじむ空港離別シ-ンをわずかにねじってそれなりの差別化を試みるが観客の涙を引き出すほど感情移入されることは大変だ。 これもまた劇の構成上必要な装置でだけ活用される感じだ。

それでも<不気味な恋愛>がつまらない映画という話ではない。 劇の全般(前半)に溶けているコメディは悪くない。 時々意図した笑いがさく烈しないことはできるが打率はかなり高い。 ロマンチックコメディとしてのアイデンティティは確かに持っているわけだ。 また、一つ<不気味な恋愛>で目につくのは、<シシリー2km> <カリスマ脱出記> <二つの顔の彼女>などのシナリオ作家出身らしくファン・インホ監督がジャンルの特性を映画内部で積極的に引き込んだという点だ。 “恐怖映画の女主人公は愛をなぜしないと思う?”という釣鉤の台詞や“君は女主人公の友人の友人のような年は”と女主人公ヨリの友人(キム・ヒョンスク)が自身の友人(異味も)に投げる台詞が代表的だ。
2011年秋から始まったロマンチックコメディ リレー封切りの終わりに位置した<不気味な恋愛>は恐怖とロマンスの結合にともなうシナジーを爆発させることができなかったが年末デート映画としては後悔しない選択だ。



文:シンヅヨウン 2011.11.30 Share it
by kazem2 | 2011-12-01 20:40