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CINE21ジュ・ソンチョル記者「停止をすることができる悪役」

☆Source
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                  <7鉱区>のアンソンギ




これで、アンソンギという俳優に"変身"​​という表現がどのような意味があろうと、"7鉱区"の新キャプテン"ジョンマン"は、彼の前の姿とは全く別の表情を秘めたキャラクターだ。
キム・ソンスの<武士>(2000)のような映画でのリーダーを演じるとき、彼は正義の気品と穏やかな思いやりがあふれる男だった。しかし、"7鉱区"の彼は、"バウンティ号の反乱"(1984)で、アンソニー・ホプキンスが見せた狂気まではなくても、"ジョーズ"(1975)で唯一のサメしか知らなかったカリスマ クイント船長(ロバート・ショウ)を思わせる​​人物だ。
掘削作業はいつも失敗に終わって、最終的に本部から撤退命令を受けたボーリング、Eclipse号に特別に投入されたキャプテンがまさに彼だ。しかし、彼の目的は、撤退ではなく、他の所にあるということがすぐに現れている。<7鉱区>をめぐる怪物の正体を隠蔽して、自分が直接キャッチするためならば適切な犯罪の程度は、目をつぶってもいいと思う、それと同時に、命をかけてでも、リスクを正面突破しているキャプテンでもある。目標のために後輩たちの心境は構わないが、自分の間違いは自分で解決したいという両面性を持った人物だ。

ただし、あえて分類するとすれば、多分"7鉱区"は、90年代以降のアンソンギが初めて悪役を演じた映画だといっても過言ではない。そこで最初にシナリオを読んだ時、自分に似合わないキャラクターだと思っていた。"非常に意図的に何かを飾るような人物だった。そこでキム・ジフン監督に"私とちょっとで合うも、あまりにも暗いキャラクターだと躊躇している"と言った"というのが彼の話だ。しかし、<華麗なる休暇>を通じて良い縁を作ったキム・ジフン監督は彼を"隊長"と呼び、緻密な説得作業に乗り出した。悪役のように感じられる年上のリーダーだが何か人間的な魅力度表わさなければならないジョンマンの役割でアン・ソンギ以外の他の人物を全く思い出させることができなかったこと。これに対して彼は"キム監督は、ずっとそのような秘密がある人物に事件を起こした正当性を持つようにするには、私が引き受けてくれなければならないとしており、僕として怪物に対抗する怪物のような人を演技するということを考えてすればするほど魅力的だった"と話す。

アンソンギは、現場でもずっと"隊長"と呼ばれた。まさに韓国映画界の隊長といっても間違えない為、あまりにもふさわしい呼び方であり、キャラクターだ。撮影中太陽の光を一度でも見るのが難しかったシーンでの心強い支えのような存在だった。実際には"7鉱区"は、彼の年齢に合わせて、実際の白髪を確実に染色することなく、自然に露出された初めての映画でもあるだろう。そのように隊長と呼ばれる重みとは別に、最近彼が見せてくれるの歩みは興味深い。友人の娘(イ・ハナ)と妙なロマンスが咲いて出た"フェアラブ"(2009)は、全く予想外の新鮮な恋愛映画だったとすれば、"7鉱区"は、先に述べたように、ほとんど目にする機会のなかった彼の冷酷な表情を描いた映画であるからだ。""フェアラブ"は、大規模な興行をする映画ではないが、本当に温かい作品なので、"うん行ってみよう"と心に決めた作品だ。<7鉱区>はそれよりはるかに規模が大きい映画だが、選択した理由は、大きく異なっていなかった。映画を撮る時に一度自分自身が楽しくて幸せなのか、ということだ。その点、二つの映画は、以前の私の作品と違う面が多いのですが、ぜひやってみたい作品だった。"

<7鉱区>のアンソンギはモンスターとの一対一の対決を繰り広げる。ライターを投げてモンスターの体に火を付けて、後には火炎放射器まで取り出しする。モンスターに捕まって叩きつけが張られることもある。その時は彼が"7鉱区"のキャプテンであり、韓国映画界のキャプテンだから生まれてくる妙な快感がある。そうした点で<7鉱区>はアン・ソンギに多くの借金をしている映画だ。
そして、キム・ジフン監督との縁は、"タワー"にまでつながる。もちろん、その役割はまだ秘密だ。やはり期待感が湧く。

文:ジュ・ソンチョル 写真:ベク・ジョンホン 2011.08.08 Share it
by kazem2 | 2011-08-08 21:29