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[Cine talk]映画「愛情バンザイ」ヤン・イクジュン監督・ブ・ジヨウン監督インタビュー

☆cine21.com
愛は誰にも避けることができない
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ヤン・イクジュン監督(左) 幸せそう^^





初めからあまりにも違っていた。
<愛情バンザイ>という名前のオムニバス映画を共同演出したブ・ジヨウン、ヤン・イクジュン監督の話だ。 "今日はコンディションが良い"は、ヤン・イクジュン監督が愛から政治まで、全方位の主題を行き来して速射砲のような言葉をこぼし出すと'お姉さん'ブ・ジヨウン監督は例の落ち着いた声でヤン・イクジュン監督の言葉を整えて、自分の意見をつけ加えるという式だった。 しかし、縛られない愛の物語を扱ってみたいと思ったことから、二人は同意を求めた。 大枠のような日常から離れ、片思いをしていた男との思い出が盛られた山頂の湖で離れるブ・ジヨウン監督(<山頂湖の味>)の40代の女主人公と見知らぬ30代の男と一夜を過ごした後、彼に強引に'ダッシュ'するヤン・イクジュン監督(<未成年>)の女子高生キャラは、自分の欲望に率直であるという点で、お互いに似ている。 第12回全州国際映画祭の短編映画の製作支援プロジェクト'ショートショートショート'で<愛情バンザイ>を初めて披露した後、劇場公開の準備をする両監督に会った。

- 元々から知り合いだったか。

ヤン・イクジュン_
2008年に釜山(プサン)国際映画祭でブ・ジヨウン監督の<今のままがいい>と、自分の映画<便パリ>が上映されたが、その時初めて会った。

ブ・ジヨウン_
映画祭周辺の街を徘徊するソン・ウォンピョン監督が紹介させてくれた。 イクジュンさんを俳優としてすでに知っていたはずでとても嬉しかった。

ヤン・イクジュン_
私は、その時点で<便パリ>編集室で寝袋に住む、これをしていた時でさえ地図一つ担いでの映画祭にきたホームレスのように見えたのだ。 (笑)

- <恋愛万歳>は、どのように始めるようになったのか。

ブ・ジヨウン_
提供を受けた時点では当分の間の小さな映画はしないと考えている時だ。 その直前に国家人権委員会のオムニバスプロジェクト<視線の向こう>の断片(<ニマ>)を演出し、短編映画の一方を撮りながら、タイトな制作費のストレスがあった。 ところが、いざ<愛情バンザイ>演出の提案を聞いた瞬間『私は、これするね』という感じが強烈に来た。 一緒に演出する相手がイクジュンさんという点も引かれたし、メローというジャンルを猶予してきていたが誰かの提案により、新しい挑戦を試みることができるという考えをした。

ヤン・イクジュン_
私は<便パリ>以後本当に映画も何もしたくないと思った。 肉体が病気のことならギプスをしてでも仕事ができるはずなのに、精神的に多くの崩れた状態だと休まなければならないという考えがとても強かった。 それで映画の演出や原稿提案も、私の大好きなアーティストのミュージックビデオを演出提案も拒否した。 ところが、都心に住む人間だから、小枝のような欲望が何度も起こることだ。 何か本当にしたいという情熱が含まれてなったときに仕事を始めるのが合うんだけど...。 インディストーリーの方で<愛情バンザイ>の件で連絡が来たときも私の単純な欲求のために突然の承諾をしてしまった。 その後6ヶ月間死ぬ苦労をした。 (笑)

- 話を聞くとお二人にとっての挑戦の意味合いが強い作品だ。 その挑戦の結果を自評するならば。

ブ・ジヨウン_
若干の自信ができたようだ。 「敷地令息メローがこんなものだ」とする。 普段メローな演出を気にしてきた理由のうち、私は、さすがにこのジャンルではどのような話をすることができるかという疑問があった。 キャラクターの感情を外に表出するというのがなんだか負担になってうじゃうじゃとうごめいたよ。 駆け引きのロマンチックコメディよりも事情のある芝居を作りたいと思った。 要するに中産階級の女性と庭師が恋に落ちるダグラス・シルクの<純情で結ばれた愛>(All That Heaven Allows)のような。 事実、この作品のために一時的に中断された2番目の長編映画のシナリオはメローだった。 今後、その作業をまたすることになるだろうが、その時は私だけの気分や感情をもっと自信を持って表現することができるようだ。

ヤン・イクジュン_
私は(演出を)したくてたまらない人間だということを悟った。 (笑)私が演出したチャン短編が今回の作品まで、全6方だが、いつも自分の中でみなぎる何かを吐き出す気持ちで映画を作った。 <便パリ>もその準備期間が5年だった。 ところが、<未成年>の場合は、準備ができていないから今までに使ったものまで吐き出して物語を完成しなければならなかった。 井戸の水はないが、爪で土だけいっぱい掘って映画を作ったようなものだ。 シナリオだけの5〜6回ひっ繰り返した。 ひっ繰り返した作品の中には、ヒップホップの女子高生と工事現場の作業員との恋の話もあったし、水産物の市場で魚の配達する人の話もあったし、映画人たちの酒の席で、男女の俳優が恋に落ちる話もあった。 もちろん、これらのキャラクターたちが皆自分の次の映画に出てくる資産である。 いつか自分の映画の中にすっぽり入ってきてくれるだろう。 しかし、次は私を完全に満たした後の作業を始めたいと思う。

- ブ・ジヨウン監督がメローが苦手というのはとても愉快に思ったが、ヤン・イクジュン監督の場合には、作品の全体的なテーマは『愛』のようだ。

ヤン・イクジュン_
ウディ・アレンの<アニーホール>にこんな場面がある。 どんな人が精神科医に自分の兄が変だから助けてくださいと言う?。 兄が自らを鶏だと感じているということだ。 医師が兄を連れて来いと言うと、弟が"これで卵を得ることができないのでダメだよ"という。 その話にもならない不合理なことが愛であり、私たちがしなければならないという主旨の内容だった。 その言葉に共感する。 片思いでも中年の愛でも女子高生と30代の男の愛も、人は恋をせずには生きられないと思う。 そのためか、私にも『家族』と『愛』は避けられないテーマだ。

ブ・ジヨウン_
他の国も同じだろうが儒教的な文化が深く根付いた韓国は特に、家族と愛を暴いて見れば、この社会の本質的な部分で触れることがないという気がする。 病気の葉(ご家族と愛)を表現すると、社会の不健康な兆候を見ることができるんだ。

- 両作品とも平凡な愛の物語ではない。 <山井湖水の味>は、40代のシングルマザー(に見える)の風変わりな片思いを、<未成年>は、一般的に『援助交際』って言われてる女子高生と30代の男の関係を大事にする。

ブ・ジヨウン_
イクジュンさんの映画もそうだけど私は確かに社会的な障壁やタブーの要素に光を当てることを好むようだ。 <山井湖水の味>を構想し、40代の女性の愛を詳しく説明しますと心に決めた時、夫がある、ないを問いませんでした。 ただ一人だけのロマンチックな恋をしたいと思う一中年女性の欲求を覗いて見て思った。

ヤン・イクジュン_
もう一度ウディ・アレンの例としては、彼は自分が養子にした子供(順)と結婚したんだ。 そんな彼を見ながら、この人が本当に探しているものは『愛』だと考えた。 愛は極めて個人的な体験である。 結婚や年齢の違いや、セックスだけが愛ではないような気がするのだ。 ところが、韓国の人々はしきりに結婚をしなさいと言い、子を生みなさいと強要し、周囲の人にいろんな責任感を要求する。 こんな姿の違和感のためか、映画を通じて本当の愛とは何なのか人々に聞きたい欲求にかられた、これが出発点だ。

- <未成年>の30代男性 - 女子高生の組み合わせは、<便パリ>を連想する。

ヤン・イクジュン_
率直な話をすると、<便パリ>の他のタイトルは<未成年>でもありえる。 表面上は完全に見えるがおびただしい欠陥を持つ人と価値観がしっかりして劇を支える女性キャラクターが登場するから。 私の映画は、どうにか女優が中心にある。 特別な理由があるのではなく、その方がはるに興味深く感じられる。

- <山頂湖の味>は、ソ・ジュヒと呼ばれる演技派俳優の多くの部分を頼りにする映画だ。

ブ・ジヨウン_
ソ・ジュヒ氏がこの映画のトーンアンドマナーを決定したといっても過言ではない。 シナリオ書くときはダルデン兄弟の<ロゼッタ>に出てくる『ロゼッタ』のキャラクターのように無表情な顔の女優を想像していた。 ところで、キャストしようとソ・ジュヒ氏に会ってみると思ったよりも感情の振幅が大きい方だったよ。 カメラの前で、まったく遠慮なく、すべてのものを見せてくれる方だった。 屋外で愛撫する場面があったがスカートを強く引いて男性俳優に"さあ、存分に揉んでみて!"こういいながら、むしろ固まっていた雰囲気を解いていただいて、おかげで、感情を30%程度開いたままにした映画が80%をオープンする映画になった。

- <恋愛万歳>今後の計画が気になる。

ブ・ジヨウン_
ソウル独立映画祭<インディトライアングル>とは、プロジェクトの総演出を務めることになった。 キム・コッピ、ヤン・ウンヨン、ソ・ヨウンジュ、この三人の女優がセルフカメラで自分たちの生活を撮って、私はその映像を見て、プレビューをして方向をとるようにする予定だ。

ヤン・イクジュン_
私は休むことだ。 私が何をするのか、どこにいるのか誰も知らなかったいいと思う。 私が考えている点について、真っ直ぐに悩んで選択したことに最善を尽くして当分は生きたいと思う。 皆さんもそれぞれによい暮らしをして欲しいと思います。 (笑)

ブ・ジヨウン_
君も上手にしてください。 (笑)


文: ジャン・ヨウンヨプ
写真: オ・ギェオク  2011.06.07
by kazem2 | 2011-06-07 21:40