[アートインソウル] QRコードの中の文化のある
2011年 05月 29日
7月17日まで/ソウル永登浦区文来洞(ムンレドン)3街
ムンレ鉄材商店街の半径2km以内に6つの場所 (www.spheres.kr)
最近のようにmp3やスマートフォンが必需品となった時代にイヤホンを挿して音楽を聞きながら道を歩く姿は、一つの日常になってしまった。 もしそうなら誰もが一度は耳に聞こえてくる音楽と交わって、いつも行きすぐた場所が特に美しく、感動的に感じていた経験がある。 作家ジャン・ミンスンは、このように音楽的要素が自己の経験、記憶、感情をより豊かに増幅させることができるという考えから、<スピオジュ(Spheres)Part1)>プロジェクトを企画した。
<スピオジュ>プロジェクトに参加する方法は次の通り。 まず文来洞(ムンレドン)に向かう。
そして、スマートフォンで'スピオジュ'(Spheres)アプリケーションをダウンロードした後、アプリケーション内の地図とGPSを利用して、QRコードが付いたの場所を訪ねる。 電信柱や壁などについているQRコードを発見して、スマートフォンでスキャンすると、イ・ジョンジェルーチンDJソウルエスケープが作曲、フィーチャリングした音楽が流れる。 その次には音楽を聴きながら文来洞(ムンレドン)という空間を静かに散歩して感じればいい。
イ・ジョンジェが作曲した寂しくても、感性的な音楽を聴きながら、町内のあちこちをゆっくりと歩いているとみずぼらしい路地や公園、バスの停留所など、限りなく日常的な場所も私には新たな思索の機会を提供できることを発見することになる。 さらに、この町だけの特有のノイズたち、例えば、鉄工所の機械の音、バスや電車が通り過ぎる音、犬の鳴き声でさえも、音楽を完成させるかの効果音のように感じられたりもする。 足で歩き、耳で聞いて、目で見て五感(五感)の経験を通して、日常の慣習的な場面でも、新しい記憶との印象を作ることができるということを一度体験して見てください。お勧めします。 まさに今、文来洞(ムンレドン)からだ。
写真: ベク・ジョンホン 2011.05.26
文:ジャン・スンヨン(アートインカルチャー記者)