春三月はシネフィルの季節
2011年 03月 20日
ソウルで韓国映画注目するデビュー作見て、釜山(プサン)でロッセリーニ・ヒッチコックなど遭遇
<ハリーの騒動>
ソウルと釜山(プサン)のシネピルは、こちらにお集まりなさい。
ソウルアートシネマは、3月22日から4月7日まで韓国映画は、「新しい作家作戦」という企画展を開く。 最近の2年間、劇場公開された韓国映画の中で注目すべきデビュー作を集めたイベントで、<魔女の館>(バク・ジンソン)、<ほうき、金魚れている>(キム・ドンジュ)、<竜巻>(ジャン・ゴンジェ)、<ギムボクナム殺人事件の顛末>(ジャン・チョルス)、<招かざる客>(イ・ウンイル)、<番人>(ユン・ソンヒョン)、<恵化、同>(ミン・ヨングン)、<レインボー>(シン・スウォン)など14編が上映される。 上映作品の監督を2グループに分けて、二回のフォーラムを持つのは、監督に『韓国の映画、新しい作家の戦略の進歩』、『持続可能な映画製作への質問』というさまざまな質問を投げかける(www.cinematheque.seoul。 kr)。
シネマテック釜山(プサン)も3月18日から4月28日まで『ワールドシネマ』を開く。
シネマテック釜山を代表するイベントである今年のワールドシネマは、大きく次の2つが目立つ。 一つは、イタリアの巨匠ロベルトロセルリニの作品6本を上映する「フォーカスオンロセルリニ」で、<電話の向こう側>(1946)をはじめ、『イングリッドバーグマン3部作』と呼ばれる<ストロンポリ>(1950)、<ヨーロッパ' 51><イタリアの旅>(1954)などが含まれている。 もう一つは、国内未公開の古典映画7本を上映するために、アルフレッドヒッチコックの
<ハリーの騒動>(1955)、ポーランドの巨匠アンジェイところだ監督の<鉄の男>(1981)などがスクリーンで初上映されている。 このほかにも「イングリッドバーグマン3部作について」という主題でジョン・ソンイル映画評論家が特別講演をして、釜山映画評論家協会は、『世界の映画会社オデッセイ』という解説プログラムを進めている(http://cinema.biff.kr)。
文: キム・ソンフン 2011.03.14