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[ハンギョレ新聞編集局で] 復讐とどん詰まり

☆news.nate.com
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[ハンギョレ]
去る11日午後キム・ジウン監督の<悪魔を見た>試写会を見た。
試写会の後 共にみた映画担当イム・ジョンオプシニア記者と私は映画館の前道端に立ってまずタバコを深々と吸った。 二人とも映画の衝撃を朔日必要があった。 互いに長い話はしなかったが映画に対する評価は一致した。 ただしどのように記事化するのかを置いては若干意見が交錯した。 イム記者は映画自体を扱うのに慎重な側だったが、出た社会的論議になることが明らかだからどうにか扱わなければならないという側だった。 一緒にみた妻は四肢切断など画面をいっぱい満たした残酷な場面と監督の演出意図に対して多い話を吐き出した。

12日封切り以後この映画を囲んだ論議はその場は表現の技法・程度問題に焦点が集められるようだ。 だが私が見るにはこれよりはこの映画が前に出した‘復讐コード’が論議の核心にならなければならないようだ。

<悪魔を見た>行って違ってもこの頃韓国映画・ドラマにはどん詰まり復讐劇があふれ出る。 現在の放送中のドラマだけ見ても<製パン王キム・タック><黄金魚>等復讐を素材にした作品が高い人気を呼んでいる。

脱出口が見えない広くて果てしない青年失業、世界最高水準の自殺率、貧困率など韓国社会の広くて果てしない現実の中に住む大多数小市民らに復讐劇は出口が見えないマクマクハン青年失業、世界最高水準の自殺率、貧困率など、韓国社会のマクマクハン現実の中に住んでいる大半の小市民への復讐劇は『混乱』の代理満足と快感を提供する一種のファンタジーでもある。

問題は私たちの大衆文化が何のための復讐を描いているかとの漸移だ。 復讐を扱う私たちの映画とドラマは大部分 復讐を囲んだ省察が不足したようだ。 そうした点で<悪魔を見た>は製法深刻な話題を提起する。 “私はこのように苦痛だが私が当てられた苦痛を君も体験しなければならないというのがこのシナリオの超漸移ですね。 とても数えた苦痛と痛みを見せるおもしろくて強烈な 復讐劇になることができることという気がしましたよ。”キム監督は去る16日<ハンギョレ>とのインタビューで悪を悪で懲らしめる 復讐をすさまじく描きたいという趣旨の発言をした。

だが、キム監督は当てられただけ返すといった被害者感情に没頭して復讐の表現技法に‘オールイン’して見たら私的報復が必然的に追い立てるまた違う被害の問題に視線を転じてしまった感じだ。 この映画の最後の部分はその全てのものをいう。 婚約者とその家族を失った国家情報院要員スヒョン(イ・ビョンホン)が連鎖殺人魔チャン・ギョンチョル(チェ・ミンシク)に極限の死を強制するためにその息子と両親によって処断されるようにする設定はぞっとする。 ネタばれの可能性があることにもあえてこれを取り上げ論じる理由は連続殺人魔の家族らが何の罪があって復讐の犠牲が必要かどうか訊ねたいためだ。

キム監督は“スヒョンが嗚咽して絶叫するエンディング履く通じて観客らに何を見て読むのかという質問をした”と解明した。

しかし直ぐ前場面の衝撃がとても大きいのに比べてエンディングシーンはとても軽く扱って監督のメッセージはほとんど読まれない。 そして基本あらすじだけ見てもこの映画は何の考えなしでただし被害者感情を克った通り擁護する映画で読まれる。

スヒョンは死なない程チャン・ギョンチョルに苦痛なリンチを加えた後解く過程を繰り返して、チャン・ギョンチョルがこれに対する報復で無実の市民らを相次いで残忍に殺害する。

製作スタッフは“映画は現実を反映する”と極端な 復讐劇を正当化する。 明確にこの映画は連鎖殺人魔ユ・ヨンチョル事件と各種性暴行殺人事件など日に兇暴になる韓国社会の犯罪現実と日に高まる被害者感情を反映した側面がある。 しかしこの映画が見過ごしたことはユ・ヨンチョルを許す遺族があるという韓国のまた他の現実だ。 被害者感情を優先して死刑執行率が高い日本では容易ではないことだ。 最近死刑制度を反対する日本市民団体らがユ・ヨンチョル事件犠牲者遺族の容赦を扱ったドキュメンタリー<容赦>の日本上映を成功させたことは示唆するところが大きい。

被害者感情と私的報復心理だけ強調される社会は不幸だ。 復讐に対する省察が欠如した 復讐膜場劇があふれ出る社会は危険だ。

キム・ドヒョン文化部門編集長aip209@hani.co.kr 原文記事転送2010-08-18 20:25

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by kazem2 | 2010-08-18 21:01