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<甘い人生>のヌアール ビジュアル戦略[2] シネ21

空間光とコンセプトを自ら含んでいるように

“空間をデザインするに当たり最も重要な要素は光だった。”セットだけでなく空間全般(前半)に関するコンセプト構想をキム・ジウン監督に指示を受けたリュ・ソンヒ美術監督はヌアールヨンファダプケ光に関する悩みが最も大きかったと話す。 強烈ながらも立体的なコントラストは照明だけで作り出すことができるのではなかったせいでセットや空間自体が光を含むようにすることが主なポイントであった。
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ソヌの住公間であり後半部激烈な対立が繰り広げられるホテル スカイラウンジ セット. 両水里(ヤンスリ)1セット場に整えられた135坪の空間は几帳面なスケッチに合わせて作られた。

“主人公ソヌ(イ・ビョンホン)が全てのものを始めてまた戻って終わりにする席で,また戻った時破局のスペクタクルを見せる空間”インせいで最も重要だったスカイラウンジをデザインする時も同じだった。 彼は最後の対決が繰り広げられるこの空間が男2人が運命的に会うようになる所という考えたし,それは水平と垂直のイメージで具現された。 特にバーの前を横切る空間にファッションショーのランウェーを連想させる水平の白い帯を入れて(③)その中に照明を設置したし,スカイラウンジあちこちにも明るい照明灯を付けた。 “感情がますます大きくなってついに噴出するのを見せるのに最も効果的な色彩”という考えで赤い色を主な色調で選択した。 またキム・ジウン監督は自らを照らすという反射の感じを重視したのでバーとテーブル,椅子など什器を光がねじれていく材質で使った。 大部分のアングルが天井を照らすので上側に照明を設置できる空間を用意することもした(②). セットの窓(ウィンドウ)の外に置かれる背景また神経を多く使った部分. 布で作った一般的な背景では都心の派手な夜景を生かすことができないという判断で国内最初に広告看板などの材質のパナプルレクスを使った超大型背景を作った(①). 事実,ソウル市内にこの程度で派手な夜景がなくて色々なビルディングの夜景をとって合成した。

映画で唯一豪華な,女らしい空間の喜ヒスの家. レイオをたくさん設定して神秘感を浮上させた。

この映画で唯一闇と光が激烈に衝突しない空間は女主人公ヒス(シン・ミナ)の家だ。 ヒスは行動や容貌はパムムパタルボだロリータに近いが,結局ソヌを破滅のどん底に追い詰める契機を提供するという点ではヌアールの女主人公らしい。 だが彼女の空間は唯一女性的で光が充満したところだ。 抑えがたく多くて繊細で神秘な感じでデザインされて(④),映画の中ではオアシス同じ機能をする(⑤).
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ソヌが銃を手に入れることになる密売上事務室. 韓国社会で銃という(のは)要素が珍しいということを高麗海ファンタスティックある感じが染み出るように設計された。

ソヌが銃器を購入する密売上事務室は奇妙な感じを与えるようにデザインされた。 キム・ジウン監督は‘海賊巣窟’を望んだし,リュ・ソンヒ監督はこれを‘ワンダーランド’と解釈した。 空間自体は密輸した物らがあちこちに過密で陰湿な雰囲気だが(⑧),こちらは映画がしばらく非現実的な領域の感じを抱いている部分であるから緑色とバイオレット色の調和で色とりどりだった(⑥). 特に密売場(キム・ヘゴン)までまれなデザインの毛服を着ていてこの神秘感はより一層生き返る(⑦).
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<甘い人生>のヌアール スタイルはロケーションとオープンセットでも一貫性を見せる。 光と闇,そして色彩の対応を強調したし,人物の心理を表わす効果を発揮した。

ソヌが監禁されて脱出を試みる空間は京畿道(キョンギド),清平(チョンピョン)のある球市場に用意された。 実際工場で運営された所だと空間がいくつかに分かれていたし,キム・ジウン監督が願った“分かれたように開かれた感じ”のためにカビョクと穴があちこちに作られた(⑨). 特にソヌが天国で地獄に行く前という意味を持った空間なので灰色モノトーンを強調した。
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密売場事務室に行く直前,ソヌが接線を待つ所は仁川(インチョン)のある廃港(⑩)で撮影された。 非現実的である程パッと開いた荒野があたかも西部劇の一つの場所を連想させるこちらは‘ワンダーランド’に行くための中間寄着地であり,ソヌが光と闇の空間から抜け出して新しい世界へ進入していることを暗示する。

派手な夜景を後にして激烈なアクションを広げる,はキム・ジウン監督の構想は具現されにくかった。 クールでトゥライヘットンソヌが徐々に熱くなる姿を表わす橋の前激闘神恩結局複雑な漢南(ハンナム)大橋の前でとるほかはなかった(⑪). “私たちも暇な橋でとりたかったがそれさえも漢江(ハンガン)の橋中では漢南(ハンナム)大橋の新寺洞(シンサドン)方面が最もあかりが多かったよ”とイ・ユジン プロデューサーは話す。 またキム・ジヨン撮影監督は慣習化された青い光トーンが嫌いで野外場面でもHMI照明の代わりにタングステンを利用した。 彼はデジタル色補正作業でも全体的なトーンを合わせることだけでなく青い色をろ過することもした。

密売場事務室から出て最後の決戦を広げるために出てくる町角には湿っぽくて粘っこい廊下が広げられている。 こちらはソヌが‘おかしな国’で現実に抜け出す関門で,ソヌのクールでトゥライハン性格が完全に染み入って行くということを見せる。 頭の上にパイプが過ぎ去って,左右で(くだらない)むさくるしい雰囲気が繰り広げられるこの廊下(⑫)はソヌの将来がこれ以上甘いことないことを暗示する。
by kazem2 | 2009-12-12 21:59 | Comments(0)