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”1970年代男(俳優)たちの呪い”

☆news.naver.com



【ソウル=ニューシス】利益院の文化批評
ホ・ジノ監督,チョン・ウソン主演映画‘豪雨時代’が残念な興行成績を見せている。 失望というよりは惨敗に近い。

10月8日封切りした‘豪雨時代’は封切り初めの週末11万5734人を動員,主幹興行5位に上がった。 1,2位は封切りして3週が過去‘私の愛内そばに’と‘花火のように蝶々のように’,3位は単独主演映画がなかなか興行したことがないイ・ボムス主演‘チョン・スンピル失踪事件’だった。 信じられない結果が出たわけだ。

問題は‘豪雨時代’に特別な失敗要因がないという点だ。 ホ・ジノ映画は本来秋に強かったし,映画に対する評価も悪くなかった。 映画封切り前から中国女優高原院の美貌が話題になった。 かえって去るホ・ジノ映画らより封切り前状況はより良い方だった。 結局‘敗戦策である’はホ・ジノでない主演俳優チョン・ウソンに帰ってくるほかはない。 ‘チョン・ウソンの呪い’というものだ。

チョン・ウソンの全盛期は1997年から2004年間,映画で問い詰めれば‘ビット’から‘私の頭の中の消しゴム’世間ずれしている。 この8年間チョン・ウソン映画は大部分みな‘なった。’当初商業映画と見るのが難しかったオムニバス‘モーテル サボテン’を除けば全部中パクは越えた。 そうするうちに2005年‘セドゥムビ’から解かれていかなかった。 昨年‘良い奴悪い奴おかしな奴’が成功したりしたが,相当部分キム・ジウン監督と共同主演ソン・ガンホに球が帰っている。 その他には着実に失敗の連続だ。

なぜこのようなことがおきたのだろうか。 単純に見れば出演作選定,または封切り時期選定の失敗でありうる。 しかしそうとばかり用事でもない。 視野を拡張させてみれば,チョン・ウソン年齢同じ年頃男俳優らがこの頃大部分みなよく解けなくなっている。 直ちにチョン・ウソンと肩を比べたイ・ジョンジェもチョン・ウソンと類似のパターンを描いている。 彼の全盛期は1998年で2003年ほどまでだ。 その間にも非商業的プロジェクトを楽しんで選択して興行成績は一進一退したが,‘太陽はない’ ‘十月子’ ‘贈り物’ ‘オー! ブラザーズ’等が良い反応を見せた。 チャン・ドンゴンも似ている。 初期映画選択に問題があったが,2001年‘友人’で急反騰した。 以後‘2009ロースト メモリース’ ‘太極旗を翻して’等をヒットさせて2004年イ・ジョンジェとの共同主演作‘台風’が期待以下反応を見せた後で翌年‘無極’も大失敗した。 その他にも多い。

2001年‘頭詞父母の祭日体’に浮かび上がったチョン・ジュノは2006年その続編‘頭師父一体’まで成功させた後下落傾向を体験している。 イ・ビョンホンやはり1999年‘私の心のオルガン’以後常勝疾走して急下落した。 シン・ハギュンも2005年‘拍手する時離れろ’以後大きい利益を得たことがない。 チャ・スンウォンも同じ映画以後成功率が極めて低くなっている。 これらの年齢帯は1970年生まれで1974年生まれ間,事実上同じ世代だ。 よく‘ X世代’と称された386以後5年世代だ。 それならなぜこれらは一定の年齢,正確には30代初めを越えてから全部解けなくなっているのか。

年齢帯に合うキャラクターが曖昧だという分析はひとまず間違いだ。 30代初中盤男性俳優は過去最も人気がある年齢帯の商品だった。 チェ・ミンスが怪力を発揮し始めた年齢帯が30代初めで中後半世間ずれしていた。 パク・チュンフンも30代後半までうまく解決した。 見て回ればアン・ソンギの最盛期は28~40才であった。 大衆文化主消費階層が世代交代されるということによってそれ(彼)より若い俳優で大衆の関心が越えてきたという分析も事実と違う。

メディア露出道(ド)は高いかも知らないがチケットパワーを発揮するのはむしろそれ(彼)より年上である386世代だ。 43才ソン・ガンホ,42才ソル・キョング,43才キム・ユンソクなどが売れる。 30代以下では事実上チケットパワー男習えということがない。

結局このような現象に対しては世代の問題,世代に対する大衆認識の問題,そして世代の大衆文化消費欲求差など全般的世代問題で把握してみることが正しい。 換言すればなぜ386世代だけ大衆的人気度を維持しているのかだ。 先に大衆文化主有料消費階層の面々を調べてみよう。

20~30代という件よく知られている。 40代以上はある文化圏にも必然的に大衆文化関心度が落ちる。 10代はお金もなくて時間もない。 ここにさらに付けようとするなら,20~30代女性層が有料消費を主導するという点だ。 映画観覧のデート無比化概念で見てもそのような分析が合う。 それなら結局20~30代女性が20~30代男俳優に大きい魅力を感じられないという話となる。 そして彼より上である386世代男俳優を好むという話もなる。 なぜそうか。

単純だ。 20~30代女性のファンタジーを充足させてくれるほどの要件を実際20~30代男性層が持つことができなかったためだ。 初めから持てなかったことではない。 現在30代半ば俳優らの全盛期を見て回ればそうだ。 しかしある時点からそのような要素が離れて行った。 21世紀に入って経済不況が長期化してからだ。 長期化した経済不況は当然女性層の意識も一定部分保守化させる。

‘強い男性’ ‘女性の責任を負う男性’に対する東京が強くなる。 マッチョイズムに対する幻想もできる。 しかし現在30代中後半男俳優らは1990年代中盤,バブル経済の極限状態である時発掘されたケースだ。 当時は好況情緒らしく‘やわらかい男性’が人気を呼んだ。 ハン・ソッキュで代表される。 チョン・ウソンもまさにそのケースだ。 その上に途中男性性浮上でイメージ メーキング方向を旋回したチャン・ドンゴン,イ・ビョンホンなどがもう少し行った。 それでも相変らず‘美男’イメージはぬぐい去るのが難しい。 若い男俳優ら中それさえもチケットパワーを出すことができる1978年生まれハ・ジョンウやはり基本的にタフなイメージであることを思い出してみる必要がある。 次に,世代自体に対する失望と不信がありえる。

現在30代男性は全部IMF直撃弾を受けた世代だ。 就職もならなくて自分事業の夢もベンチャーバブルが消えた後ほとんど不可能だった。 社会的条件が良くなくていわゆる‘能力男’になるのが難しい。 そのような現実を見守った女性ならばスクリーンで同じ世代男性を見てファンタジーにまさに移動するのが容易でない。 現実との乖離せいでミッキョジジもしなくて,その年齢同じ年頃自体がそれほど素晴らしく見えない。 いっそ年齢をさっと減らして100%ファンタジー型ク・ジュンピョに行くか,でなければ実質的に経済力がある386世代で好感が移ることになる。 もちろんク・ジュンピョが好きな10~20代始め女性の場合,経済力が落ちて有料商品消費につながることは容易ではない。 同じ脈絡で30代男俳優らが‘カリスマ的な役割’を引き受けた時効果が生まれないという点も考えてみることができる。

大衆から共感を勝ち取るのが難しい。 この世代中それさえも生命力が縫ったのが壊れるコメディ俳優らだ。 イム・チャンジョンなどが長引いた。 また不幸な配役の基本形の‘病に罹る役割’には30代男俳優らが効果を出す。 直ちに‘私の愛内そばに’の1972年生まれキム・ミョンミンがいる。 カリスマ的役割を受け持った‘リターン’ ‘無防備都市’は全部失敗した。 1980年生まれチョ・スンウは自閉症患者で一度(話アートーン)タフな逆に一度乗って塩辛くて)成功した。 また‘豪雨時代’に帰ってみよう。

こういう脈絡でなら‘豪雨時代’は断然失敗するほどのした。 主人公パク・ドンハ(チョン・ウソンの方)は建設重装備会社チーム長だ。 年齢はチョン・ウソンと同じ37才で見るのが妥当だ。 37才ならば正常に軍隊を除隊して大学を卒業した当時1999年になる。 経済不況体感度が真っ最中高まって企業が新規採用をさっと減らしていった時期だ。 パク・ドンハ程度ならかなり独歩的な世代の成功者だ。 だからキャラクター設定に対する共感が落ちる。 その世代の姿をしたチョン・ウソンがその役を担っているとより一層そうだ。 素晴らしい配役であるのに素晴らしく見えない。

大衆文化商品販売にあって世代の消費意識問題はさらに言うまでもなく重要だ。 しかし劇芸術ジャンルでは概念がもう少し複雑になる。 現実とある程度マッチングになっていて,またどの程度マッチングを越えたファンタジーが可能なのかに対する把握が必要だ。 そしてその過程で必ず‘世代認識’の問題が考慮されなければならない。 米国大恐慌期のスターはコメディ俳優チャーリー・チャップリンとバスターキトゥニオッコ,カリスマあふれる冒険王ダグラス フェアバンクスは大恐慌がちょうど近づいた頃36才で当時基準‘ある程度席は捉えた世代’であった。 このような海外予告(例示)等を通して大衆文化戦略を新しく再編してみる必要がある。

大衆文化評論家fletch@empal.com 記事入力2009-10-18 08:50
by kazem2 | 2009-10-18 11:39